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こんにちは!元保育士のぷぅ(@puu_sensei)です。
保育士や幼稚園教諭に付き物なのが「ピアノ伴奏」ですよね。でもピアノって小さい頃から習っているかどうかで、上達度にかなり差があるかと思います。
「保育士の仕事は好きなのにピアノ伴奏だけがどうしても苦手」という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は「ピアノが弾けなくて保育士を辞めたい」とお悩みの方に5つ解決法をお伝えします。私の体験談を含めてお伝えしていきますよ。ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
保育士なのにピアノが苦手だった私
私は一応中学2年からピアノを習っていました。でも正直下手でした。今思うと完全なる練習不足だったんだと思います。(苦笑)
元々ピアノを弾くことや歌うこと自体は好きで、抵抗もありませんでした。
しかし新人の頃、保育中にピアノ伴奏を止めてしまった経験があります。子ども達も戸惑ってしまい、私も動揺してどう対処したら良いのか分かりませんでした。その時のなんとも言えない空気感が今でも忘れられません。(最終的には先輩に助けてもらいました。)
その件がトラウマすぎて、ピアノは大の苦手になりました。
でもこのままじゃいけないと思い、ピアノの得意な友人に相談することに。そしてついに解決法を見つけることに成功したんです。今回は当時の自分を振り返って、少しでも皆様のお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。参考になれば嬉しいです。
保育士ってピアノは必須なのか?!
保育園は幼稚園と違って厚生労働省が管轄しており、教育は基本的に行なっておりません。あくまでお子さんをお預かりする施設です。その為ピアノの必要性をそこまで重視している保育園は少ないんですよ。最低限のピアノを弾ければOKなところも多いです。
ただし、ピアノの必要性は職場によります。園長がリトミックや歌に力を入れたいと考えている保育園では必須です。また私立で音楽に力を入れている保育園では、面接時にピアノ伴奏がある場合もあります。就職・転職活動の際はお気を付けくださいね!
最低限のピアノさえも不安
最低限のピアノを弾くのでさえ緊張してしまう方もいらっしゃいますよね。自分なりに苦手意識や下手だなと感じる時はピアノ教室に通うのも手ですよ!
最近ではピアノ教室の数も増えています。東京などの物価が高い地域でも安くレッスンを受けることが出来る場合もあります。ご自身に合ったピアノ教室をお選びくださいね!

様々な理由でピアノ教室に通えない方もいるかと思います。独学で頑張りたい方はぜひ関連記事をお読みください。
ピアノが弾けない時の解決法
解決法① ピアノ伴奏を止めない意識を
まずピアノ伴奏で1番やってはいけないことは、「音楽を止めてしまうことです。」
子どもたちはピアノ伴奏が止まってしまうと、どうして良いか分からず歌うことを止めてしまいます。せっかく楽しく歌っていたのに達成感が味わえなかったり悲しい気持ちになってしまいます。
それが続くと子どもから保護者へ何気ない会話で伝わってしまい、園へクレームが入ってしまう場合もあります。
解決法② 楽譜を変更する
楽譜って保育園・幼稚園から渡されたものを使っている方も多いのではないでしょうか。でも実は、その楽譜は、初心者向けではなく中級者以上向けの場合があります。

新人保育士・保育歴が浅い方は「渡されたら絶対この楽譜を使わないといけないんだな」と思い込んでしまうことがあるかと思います。
解決法③ 他の楽器or役割を代える
ピアノ伴奏がどうしても苦手で、ギターや他の楽器だったら得意という方もいるかと思います。その場合はギターで弾くのもありかもしれません。ただし、職場によって許可してくれるか異なります。事前に園長に相談してみてくださいね!

僕はピアノが弾くのが苦手です。園長や他の職員に相談しギターを弾いています。男性保育士の方も一人で思い悩まず、ぜひ相談してみてください。
役割を変える
ピアノ伴奏は好きだけれど、人前で歌うのは苦手という先生も中にはいます。そんな先生とペアを組んだ時は、ピアノ伴奏を代わってもらい歌の指導に回りましょう。お互いメリットになりますのでお勧めです。

この方法はあくまで一時しのぎです。その為ピアノ伴奏を代わってもらっている期間中にしっかりとピアノの練習をしておきましょう!
解決法④ 猛特訓あるのみ
ピアノは練習しないと上達しません。苦手という方は練習量が足りていないケースが考えられます。練習時間を確保し弾きこみましょう!家にピアノがない方はキーボードなどで練習するのもおすすめですよ。

私もピアノが苦手でした。しかし家で猛特訓したおかげで、現在はスムーズに弾けるようになりましたよ!一緒に頑張りましょう。
解決法⑤職業選択を慎重に行う
ピアノ初心者・未経験者で「保育士」「幼稚園教諭」の職業で迷っている方。
断然「保育士」をおすすめします。
皆さんご存知かと思いますが、保育士=厚生労働省。幼稚園=文部科学省に管轄が分けられています。その為ピアノのスキルを求められるのは圧倒的に幼稚園教諭です。
幼稚園教諭では、毎月の季節の曲・手遊び・リトミックの他にもイベント時にオペレッタ(劇)に力を入れている園も少なくありません。このオペレッタでは一人担任の場合、ピアノ伴奏だけでなく園児の振り付けや進み具合も同時進行で行わなくてはなりません。

最近では園児確保のため様々な催し物に力を入れている園が多いです。面接時に必ずピアノのレベルの高さを確認しておきましょう。
転職を視野に
無理をしてピアノレベルが高いところへ就職・転職をしてしまうのはお互いにとって良くありません。園側・あなたがお互いにメリットになるような職場を探しましょう!
また就職前はピアノが大変だと分からないで働き始めてしまった方もいらっしゃるかと思います。そんな場合も、もっとあなたにあった素敵な職場がありますよ!辛い場合は転職を視野に入れてみましょう。
転職をしよう!
ピアノの苦手意識がなくなるように努力したけれど克服できない方。ピアノが弾けないからもう保育士の仕事自体を辞めたいとお考えの方。
「待ってください!!まだ道は残っていますよ。」
私が過去の自分にアドバイスするとしたら、自分に合わない職場だとお互いにメリットがないので職場を変えるべきだと強くお勧めしたいです。
(ピアノ伴奏を求められているのに出来ないということは、お互い困ってしまいますよね。)
当時の私は「転職する=ダメこと」だと思い込んでいました。でも保育士は常に人手不足なので、ピアノが弾けなくても是非来て欲しいという職場も数多くあります。
ピアノって短期間で成長するのは本当に難しいことなんです。それなら自分が変化(転職)することが最短で良い方向に行くと私は経験を通して感じました。
・託児所
・小規模保育所
・院内保育
・病児保育
・障害児施設
上記の職場では異年齢×小規模のところがほとんどです。子ども達一人一人に寄り添った保育を行なっています。その為、季節に沿って簡単な活動はしますが大掛かりなイベントがないのも特徴です。
そしてピアノから解放されると3つのメリットが挙げられます。
・保育に集中できる
・ピアノの練習時間を他の活動準備に充てられる

ピアノが苦手な方からすると、ピアノを弾かなくて良いのは精神的にも安定しますよね。
ピアノがない職場の探し方
保育士のピアノなし求人の探し方をご紹介していきます。闇雲に探しても見つかりませんので、正しい探し方をお伝えしていきます。
そしてせっかく転職するのであれば、好条件で働きたいですよね!
「ピアノの必要性が低い職場」×「高待遇で働きやすい職場」の2点に絞っていきましょう。
しかし好条件求人でピアノの必要性がない保育求人というのは一般には出回っていません。この事実を知らない方が多いので、労働条件が悪く退職をする保育士が後を絶たないのです。好条件求人は「保育専門の転職サイト」が非公開として管理しています。

「保育専門の転職サイト」は無料登録さえすれば誰でも利用できます。希望条件をお伝えすれば、担当アドバイザーがあなたに合った理想の職場を紹介してくれますよ!
おすすめの転職サイト2選
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上の2つのサイトは、私が実際に転職した時に登録したサイトです。どちらもお勧めですが、非公開の求人もそれぞれ違ってきます。その為、関東地域の方は2つとも登録することをお勧めします。
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まとめ
いかがだったでしょうか。ヤフー知恵袋を覗いて見ると分かったのですが、保育士の中にはピアノで悩んでいる方は多くいらっしゃいました。
苦手なことを克服することは確かに大切です。しかし無理をしてまで克服するのではなく他の道ややり方もあるんだよと知って頂けたら嬉しいです。
ピアノが出来なくても保育士になれないということは決してありません。一緒に頑張りましょう!