こんにちは!元保育士のぷぅです。(@puu_sensei)です。
保育士の給料は低いと世間でも話題になっていますよね。気になっている方も多いのではないでしょうか。しかし本当に保育士のお給料が少ないかの調査をしている方って極僅かだと思います。
そこで今回は、厚生労働省で調査した最新の資料を元に保育士の給料事情について徹底調査しました。驚きの発見やお給料を増やすための対処法なども詳しく説明していきます。
役に立つ情報ばかりですので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
【最新】保育士給料事情について
今まで裕福な保育士に出会ったことがあるでしょうか。私はありません。そのくらい保育士のお給料って少ないのが現実なんですよね。子ども達に夢を与える側の仕事なのに、保育士達は貧しい暮らしをしていて毎日余裕がありません。
そんな保育士達の最新の給料事情をみていきましょう!
保育士 るかさん(仮名)
小さい頃から保育士になるのが夢でした。お給料が低いことは理解していましたが、思っていた以上に税金が引かれるのにびっくりしました。これから保育士になりたい方は税金に関しても事前に調べておいた方が良いなと思います。
保育士 あゆみさん(仮名)
最近になってやっと少しずつ保育士の給料改善がみられるのは嬉しいです。しかし少額すぎて潜在保育士が戻ってくる金額ではないなと感じています。保育士の人材不足を解決したいのであれば、ある程度の額をガツンと上げるべきだと思います。
保育士の平均の給料はいくら?!
全国平均年収
政府統計の総合窓口e-Statの「令和3年賃金構造基本統計調査」によると保育士が企業規模計10人以上の場合、平均給与額は25万6,500円となっています。
保育士(男女計) | 月収 | 年間賞与等 | 平均年収 |
---|---|---|---|
一般労働者 | 25,65万円 | 74,40万円 | 382,20万円 |
短時間労働者 | 19,18万円 | 89,00万円 | 239,10万円 |
臨時労働者 | 18,24万円 | 0円 | 218,88万円 |
上のグラフは「令和3年賃金構造基本統計調査 提供分類3 職種」より算出し作成しました。
※グラフの月収は所得税・社会保険料などを控除する前の金額を指します。つまり、手取り額の平均はおよそ20万円前後と考えられるでしょう。

年齢や都道府県などを加味していない数字です。一見高いようにみえますよね。次の項目から詳しくみていきましょう!
【5年間の推移】少しずつ上昇傾向にある
保育士(男女計) | 月収 | 年間賞与等 | 平均年収 |
---|---|---|---|
2021年 | 25,65万円 | 74,40万円 | 382,20万円 |
2020年 | 24,98万円 | 74,74万円 | 374,50万円 |
2019年 | 24,45万円 | 70,06万円 | 363,46万円 |
2018年 | 23,93万円 | 70,77万円 | 357,93万円 |
2017年 | 22,99万円 | 66,25万円 | 342,13万円 |
「賃金構造基本統計調査」より算出。
保育士の直近5年間の給料の推移を確認できるのが上の表です。この数字から見て分かるように保育士の給料は5年間で40万円増えています。
男女別での比較
男女別 | 月収 | 年間賞与等 | 平均年収 |
---|---|---|---|
女性 | 24,91万円 | 74,19万円 | 373,11万円 |
男性 | 27,50万円 | 78,48万円 | 408,48万円 |
「令和3年賃金構造基本統計調査 提供分類3 職種」より算出。
男性保育士・女性保育士の給料を比較していきましょう。男性保育士の方が若干高いですよね。男性保育士の数自体が少なく、高めの役職に就いている人が多いことなどが想定されます。
また一般企業と比べると男女で給料に大きな差がないように見受けられます。国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査」を下記にまとめました。
男性:532万円
女性:293万円
239万円の差があります。
全体の職種で見てみると男女の差が239万円あります。それに対して保育士の男女の給料差は約35万円です。男女で給料に差がない点は、男性保育士が一般企業へ流れてしまう原因の一つだともいえます。

男性保育士は結婚を考えた時に転職を視野に入れる方が多いです。給料の少ない保育士では、家族を養っていくのは大変だからです。
年齢別での平均給料
男女計 | 月収 | 年間賞与等 | 平均年収 |
---|---|---|---|
20歳〜24歳 | 22,14万円 | 46,83万円 | 312,51万円 |
25歳〜29歳 | 24,29万円 | 71,08万円 | 362,56万円 |
30歳〜34歳 | 25,48万円 | 74,46万円 | 380,22万円 |
35歳〜39歳 | 26,88万円 | 83,86万円 | 406,42万円 |
40歳〜44歳 | 26,47万円 | 80,73万円 | 398,37万円 |
45歳〜49歳 | 27,97万円 | 85,53万円 | 421,17万円 |
50歳〜54歳 | 28,35万円 | 94,13万円 | 434,33万円 |
55歳〜59歳 | 27,55万円 | 87,67万円 | 418,27万円 |
「令和3年賃金構造基本統計調査 提供分類3 職種」より算出。
保育士も年齢を重ねるにつれて年収が上がる傾向にあります。しかし一般企業ですと、40代に入ると管理職につく方も多く年収も比例して高くなります。
40代の一般企業と保育士の給料の差は約100万円あります。同年代と比べてしまうと保育士の給料は低いと感じてしまうでしょう!
保育士(40代) 平均年収:409万円

保育の仕事に誇りを持っているので毎日楽しいです。しかし、お給料が少ないことによって保育士の離職が進んでいるのは大きな問題だと感じています。
【都道府県別】保育士の平均給料ランキング
次は都道府県別に保育士の給料を比較していきましょう!やはり東京が1位になりましたね。しかし、ここで気をつけてもらいたい点があります。
第1位の東京は平均年収も高いですが、支出も高い傾向にあります。特に一人暮らしの保育士は家賃等の支払いがあるので大変な方も多いのではないでしょうか。
順位 | 保育士(男女計) | 月収 | 年間賞与等 | 平均年収 |
---|---|---|---|---|
1位 | 東京都 | 29,86万円 | 89,74万円 | 448,06万円 |
2位 | 愛知県 | 28,78万円 | 82,84万円 | 438,20万円 |
3位 | 新潟県 | 29,31万円 | 85,84万円 | 437,56万円 |
4位 | 奈良県 | 28,11万円 | 96,17万円 | 433,49万円 |
5位 | 広島県 | 27,62万円 | 84,41万円 | 415,85万円 |
「賃金構造基本統計調査 都道府県」より算出。

地方自治体によっては保育士の定着を目的に補助金を出してくれる地域もあります。ぜひご自身のお住まいになっているところで確認してみて下さいね!
保育士と多職種で年収比較
職種 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年収 |
薬剤師 | 39.4歳 | 7.9年 | 523.7万円 |
看護師 | 39.5歳 | 8.2年 | 444万円 |
理学療法士 | 33.3歳 | 6.2年 | 395.8万円 |
保育士 | 36.7歳 | 7.8年 | 355.6万円 |
美容師 | 31.2歳 | 6.5年 | 346.8万円 |
栄養士 | 35.4歳 | 7.7年 | 340.4万円 |
「2019年賃金構造基本統計調査/厚生労働省」参考にし作成。
他の国家資格を必要とする職種と比べても、保育士の給料が高いとは言えません。そして平均勤続年数が看護師・薬剤師の次に長いのに対して、平均年収が大きく差があるのも気になるポイントかと思います。

正直大学卒業して保育士になった場合、給料が安すぎて割に合わないと感じてしまいます。苦労して4年間入学金・授業料等を支払ったのに…。
保育士と幼稚園教諭の給料はどっちが高い?
保育士 | 幼稚園教諭 | |
---|---|---|
月給 | 25万6500円 | 25万6400円 |
年間賞与 | 74万4000円 | 78万9400円 |
年収 | 382万2000円 | 386万6200円 |
「令和3年賃金構造基本統計調査 」より算出。
以前は幼稚園教諭の方が給料が高いと言われていました。しかし最新のデータを元に比較してみると、大して差がないことが分かります。

お給料にはあまり差はありませんが、休みは圧倒的に幼稚園の方が多いと思います!長期休みは、もちろん仕事もしますが旅行や趣味の時間に使えるので最高ですよ。
福利厚生も要確認!
保育士として働こうと思った時は求人欄をチェックしますよね。その際、皆さんお給料面や場所・労働時間等を確認するかと思います。しかしお給料と一緒に確認してもらいたいのが福利厚生の部分です。
福利厚生が充実している職場ですと金銭的に得することが沢山あります。
●住宅手当・家賃補助
●昼食代補助(給食無料)
●特別休暇(誕生日)
●旅行やホテル宿泊代が割引などのサービス

住宅手当は本当に有難いです。次転職をお考えの方は、福利厚生もよく確認するようにしてくださいね!
保育士の給料に差がついてしまう理由
施設形態によって異なる
施設形態 | 月収 | 年収 |
---|---|---|
私立認可保育園 | 30.1万円 | 362.1万円 |
公立保育園 | 30.3万円 | 363.7万円 |
認定こども園(私立) | 27.9万円 | 335.9万円 |
小規模保育(A型) | 26.8万円 | 322.5万円 |
事業所内保育(A型) | 23.8万円 | 285.8万円 |
保育士は保育園だけでなく様々な保育施設で働いています。その為、施設形態によっても給料が異なってくるんですよ!
上の表は役職がない保育士(正社員)の月収と年収になります。非常勤務の保育士の給料を反映させると、もう少し低い数字になるでしょう。

給料に関しては、公立保育士がやはり一番高い結果となりました!保育士資格を活かして高収入を得る方法は関連記事に載せています。高待遇で働きたい方は必ずチェックするようにしてくださいね!
常勤と非常勤の給料の違い
私立保育所 | 1人当たり給与月額(賞与込み) | 1人当たり年収(賞与込み) |
---|---|---|
常勤保育士 | 30,18万円 | 362,18万円 |
非常勤保育士 | 18,78万円 | 225,37万円 |
常勤保育士と非常勤保育士との給料の差が上記の通りです。担任を持ったり、仕事内容も違いますのでお給料に差が出るのは当然の結果だと思います。
最近では家庭との両立等で非常勤として働いている保育士も多いです。人手不足の影響で需要もあります。ただ非常勤務として働くのであれば、時給が高く残業代もしっかり出る派遣保育士を強くお勧めします。

同じ時間・仕事内容ならお給料が高い方が嬉しいですよね!直接雇用のパートより派遣保育士の方が良いですよ。詳しくは関連記事をお読みください。
公立・私立保育園の違い
公立保育士:都道府県や市区町村が運営する公立保育園で働く保育士
私立保育士:社会福祉法人やNPO法人、株式会社などが運営する私立保育園で働く保育士
区分 | 平均月収 | 平均年齢 |
---|---|---|
公立保育士 | 32万円 | 44歳 |
私立保育士 | 22.9万円 | 35.8歳 |
平成29年度練馬区人事行政の運営等の状況の公表を参考にし比較してみました。公立保育士と私立保育士の給料の違いが分かってくるかと思います。
公立保育士の方が平均月収も平均年齢も高いです。地方公務員ですので、産休・育休も取りやすく長く勤めることが出来るのが理由の一つだと思います。公立ですと臨時の職員をすぐに補充することが可能ですしね。
役職によって差がある
私立保育所/常勤 | 1人当たり給与月額(賞与込み) | 1人当たり年収(賞与込み) |
---|---|---|
園長 | 56,58万円 | 679,07万円 |
主任保育士 | 42,29万円 | 507,55万円 |
保育士 | 30,18万円 | 362,18万円 |
「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果の7P」より抜粋。
役職によっても給料に差がでてきます。保育士と園長の年収にはかなりの差があります。もし、将来ずっと保育士として働くつもりなら園長の役職を狙うのが良いと思います。
保育士の給料が安い原因
補助金では足りない人件費
保育園を運営するにあたって一番の支出が人件費です。その保育士たちの人件費は政府から支給される「公定価格」を財源としています。
公定価格とは・・国が定めた子供一人当たりに必要な補助金です。
しかし実際は、国が定めた保育士の配置人数では足りずにパートさんなどを雇う場合があります。その分、人件費が掛かってしまい保育士一人当たりの給料が減ってしまうのです。
役職者だけ給料が高い
職種 | 基準となる人件費(年額) | 1人あたり年収(私立) | 公定価格からの差額 |
---|---|---|---|
施設長(所長) | 約490万円 | 約679万円 | +1,890,740円 |
主任保育士 | 約460万円 | 約507万円 | +475,592円 |
保育士 | 約389万円 | 約362万円 | -268,124円 |
「内閣府 令和元年度における私立保育所の運営に要する費用について」の2P、「令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果の7P」より算出し作成。
役職者と保育士の給料を比較してみましょう。公定価格からの差額を考えると、保育士だけマイナスになっています。 園長(所長)・主任保育士は公定価格よりプラスに。
確かに園長(所長)・主任保育士は重要な仕事を請け負っていることは重々承知です。しかし、頑張っている保育士にも還元してほしいなと思います。

残業ばかりしている保育士が、公定価格からの差額がマイナスなんてショックです。このグラフを見ると悲しい気持ちになります…。
仕事量が膨大すぎる
共働きが増え待機児童が多い現代では、どこの保育園も満員です。しかし保育士の待遇が悪いと辞めてしまう方も多く、一人一人にかかる仕事の負担はとても大きいかと思います。
また保育園は厚生労働省の管轄ですので、幼稚園のように教育は基本的に行いません。しかし要求が多い保護者がいるのも事実で、その対応に困ってしまうことも。給料が安いのに理不尽なクレームまで言われたら辞めたくもなりますよね…。

仕事量が多岐に渡ると必然的に残業が増えてしまいます。仕事が終わらないと、自分の時間を削って仕事をしなくてはなりません。
「保育士の給料は安くて当たり前」という偏見
保育園は子育ての延長なので誰でも出来る仕事だとお考えの方も一定数いらっしゃいます。その為、「保育士の給料は安くて当たり前だ」と主張される方も。
保育士の給料が昔から安いのは、社会的地位が低いと偏見があるからなのも一因だと考えられています。
お給料が安いのに保育士が人気の理由
小さい頃からの夢
小さい頃から「保育士」の仕事を夢見ていた方も多いのではないでしょうか。子ども達は素直で可愛いので毎日一緒に過ごせるのは幸せな職業ですよね。
給料は低いけれど、感動を貰えるお仕事は中々ないので現在でも人気があります。

私も保育士は小さい頃からの夢でした。確かにお給料は少ないかもしれません。しかし他の職業では味わえなかった楽しさがあります。
長く働くことが可能
保育士は産休・育休を終えても働きやすい職場です。子育て経験が仕事に活かされますし、知識が増えるので自信にも繋がります。その為、比較的長く働くことが可能です。
また保育士不足が問題になっており有効求人倍率は2.5倍越え。人口が密集している東京だと3倍越えにもなります。
感動をもらえる素敵な仕事
子供達の成長は著しくあっという間に大きくなります。赤ちゃんで入園してきた子が成長して卒園を見届ける頃になると、様々なことが一人で出来るようになっています。とても感慨深いですよね。
特に自分が一番最初に担当していた子への想い入れは深いと思います。失敗しても諦めない姿だったり、一生懸命何かに取り組む姿は保育士も感動を貰えます。

保育者は子ども達に与える立場だと思われがちです。しかし私は子供達に沢山のことを教えてもらいました。本当に素敵な職業だと思っています。
今後保育士のお給料は上がるのか
幼児教育・保育無償化の影響について
2019年10月1日(火)より「幼児教育・保育の無償化」は実施されました。原則、3歳から(幼稚園については、満3歳から)5歳までの子どもを対象にしており、保育費が無償になるというものです。
子ども達の保育料が無償化になることによって、保育士の給料に影響があるのではとお悩みの方も中にはいらっしゃるかと思います。
結論からお伝えします。「幼児教育・保育の無償化」の実施による保育士への給料は全く影響はありません。幼児教育無償化による保育料は、2019年10月からの消費税の引き上げ分を財源にしているからです。

次年度から保育料を上げる施設が多発しました。その分保育士や幼稚園教諭の給料に反映されていれば良いのですが。
需要があるので上がり続ける見込み
厚生労働省の平成26年の発表によると、平成29年度末時点で約7.4万人の保育士が不足しているとされています。その為保育士の需要は多いにありますよ!
また令和4年1月の有効求人倍率が全職種平均で1.27倍でした。それに対して保育士は2.92倍と高い数字になっています。平均年収が年々上がっているので、これからも需要のある保育士の給料は上がり続けることが予測できます。

これからAIの時代が来ると言われています。しかし保育士の代わりは人工知能では難しいので将来的にもなくなりにくい職業なのでおすすめです。
保育士の給料を引き上げるには
処遇改善制度を知ろう
2015年に開始された処遇改善加算Iは、施設の平均勤続年数によって加算率が上がる制度です。常勤職員だけでなく、パート・派遣保育士などの非常勤職員も対象になっています。
処遇改善等加算Ⅱとは、保育士のキャリアアップに向けて研修体制を確立し、技能や経験を積んだ保育士に対して賃金を上乗せする仕組みです。
キャリアアップをしよう
経験年数概ね7年以上、職務分野別リーダーを経験し、計3分野以上の専門研修とマネジメント研修後に職位の認定を受けることで月額4万円の処遇改善が受けられます。
経験年数概ね7年以上、職務分野別リーダーを経験し、計4分野以上の専門研修を修了し、職位の発令を受けることで月額4万円処遇改善を受けられます。
経験年数概ね3年以上、6分野のうち担当する職務分野の研修を終了し、職位の発令を受けることで月額5千円の処遇改善が受けられます。

キャリアアップ研修によって新設された役職があるため、以前より役職に就くチャンスが増えてきていますよ!詳しくは関連記事に載せてあります。
お給料が上がる資格を取得しよう
・リトミック指導員
・子ども環境管理士
転職を視野に!
現在お給料に不満があるのであれば転職を視野に入れてみましょう!保育施設は数多くあり、どこも人手不足です。その為待遇面に力を入れていたり、職場環境を良くするなど努力している保育施設は増えてきました。

給料が低いことについて我慢していても何もなりません。最近の保育業界は、転職する方はとても増えてきていますよ!
【お給料が低い】お悩みの保育士さんへ
お給料って生活に直結していますよね。お給料が高くて生活に余裕ができれば、趣味や貯蓄に回すことが出来ます。しかし毎月生活がギリギリですと、心も荒んできてしまいませんか。
もし保育の仕事は好きだけれどお給料に不満があるのであればすぐに転職をしましょう。我慢していても、何も変化はありません。周りが変わってくれるのを待つのではなく、あなた自身が行動するのが一番の近道ですよ!
ただし闇雲に自己流で転職活動を進めてしまうと、労働条件の悪い施設で働かなくてはならなくなってしまう場合もあります。同じような状況を繰り返さないためにも次のポイントを押さえておきましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。今回は保育士の平均月収・年収等をお伝えしてまいりました。様々な目線から比較をすることで、保育業界のお給料がまだまだ少ないことをお分かりになって頂けたかと思います。
お給料は生活に直結しています。我慢ばかりしているのは良くありません。もしお給料に少しでも不満があるのであれば、転職を視野に入れ水面下で動いておくのが吉だと思います。応援しています。