こんにちは!保育士のぷぅ(@puu_sensei)です。
まだまだコロナ感染が収まらない日本。保育士は必然的に子ども達と密着することも多く、心配なことも沢山ありますよね。
「私だけ気にしすぎかな」「ちょっと疲れちゃったな」という保育士さん。コロナで悩んでいるのはあなただけじゃありません。安心してください。
今回は、コロナウィルスが流行ってからの保育士たちの本音をアンケート形式で答えてもらいました(もちろん非接触で)。給付金のことなど大切なこともお伝えします。是非最後まで見ていってくださいね。
保育園・幼稚園の変化
昨年の終わり頃から、コロナウィルスが流行り世界中が一変しましたよね。私たちの生活も大きく変わりました。

我が家では4月から幼稚園に行くはずだった息子がいます。しかし緊急事態宣言で、しばらく幼稚園をお休みしなくてはならず・・。
そして街では、マスク不足で薬局に開店前から並ぶという異例の事態にもなっていましたよね。
保育園での変化
●保護者がリモートワークで在宅の場合、預かりが出来なくなった。(緊急事態宣言、解除後は可能)

解除後も育休のママさんとか、自宅でみれる方は正直預けに来ないで欲しかったです。

乳幼児はよだれが付いたおもちゃで遊んだりが多いです。その度消毒しますがハラハラしてました。
幼稚園での変化
●基本的に保護者は専業主婦の方が多いです。その為感染者数が多い都心部では、一時的に幼稚園自体を閉園にしていたところがほとんどでした。(地方では、様子を見ながら運営していたそうですが)

私たちも初めての事態に驚きが隠せませんでした。子ども達もずっと家にこもっている日が続いていたので、ストレスを抱えてしまう子も・・。

楽しみにしていた入園式がなくなり、行事もほとんど取り止めになりました。仕方ないことですがとても残念です。
コロナ影響での手当&給付金について
コロナウィルス感染拡大の中、政府は医療従事者や介護施設、障害福祉施設の職員に慰労金を給付することを決定しました。しかし保育士は政府からの慰労金が対象外に・・。

なんで保育士が入ってないのー。と悲しくなりました。保育園は医療関係者のお子さんを預かるため完全閉園しなかったのに・・。
保育士を応援してくれているところも!
政府の対応は残念でしたがコロナ状況下の中、応援してくれるところもありましたよ!
勤務を続けた保育士や児童関係施設に対して、自治体が独自に慰労金・応援金として給付してくれるところも。
●山形県は保育所、放課後児童クラブ、幼稚園、児童養護施設などで働く約1万3000人に1人5万円を支給
●岡山県倉敷市は保育士らに、1人最大5万円を支給
●大阪府河内長野市は約900人に商品券2万5000円の配布
コロナで辛かったこと・・
コロナの感染が増える中、保育士や幼稚園教諭が大変だったことをアンケートにし答えてもらいました。(私の友人保育士・幼稚園教諭18名に調査。)
1位 恐怖心
テレビで保育士がコロナウィルスに感染すると悪者のように報道されていました。それを見て、感染したら辛いから嫌だという気持ちと共に世間から責められてしまうのではないかという恐怖がありました。
2位 消毒が大変
子ども達が降園した後、毎日全ての箇所を消毒しなくてはなりません。保育士は常に仕事量が膨大な上に、更に仕事が増えとても大変でした。
3位 理解のない保護者
こんなご時世なので、自宅でみれる方は自宅でとお願いしていました。(緊急事態宣言中)
しかしリモートワークなのに、仕事の邪魔だからと嘘をついて預けに来る方も一定数いて本当に困りました。(子供は正直なのでなんでも話してくれます。苦笑)

お気持ちは分かりますが、お子さんのためにも家でみて欲しかったです。
4位 マスクが手に入らない
薬局では開店と同時にマスクが売り切れてしまう日々が続いていました。
私たちは開店と同時になんて並べないので、中々手に入らず・・使い捨てのマスクを洗って使うことも。

まさか使い捨てマスクを洗う日が来るとは・・(苦笑)。
5位 派遣保育士・パートは仕事が休みに
いつも人手不足の保育士ですが、緊急事態宣言中では子どもの預かりを制限していました。その為、保育士の人数は余ってしまいパート・派遣保育士は休むよう指示が。
派遣保育士・パートの保育士は基本時給制です。収入が途絶えてしまい困ってしまう保育士も続出に。
保育士からのお願い
検温・消毒をしてください
幼稚園だと自宅で検温をし、カードに記入するか口答でお伝えする場合があります。
しかし検温をするのを度々忘れて来る方がたまにいます。また測っていないのに適当に申告する方も中にはいるんです。(子どもが家で測ってないよ〜と話して来る)
必要度が低い方は・・
これから冬に掛け、コロナ感染者の拡大が予想されます。現時点でかなりの人数になっています。
保育室は集団で生活しているので、どうしても距離を一定に保てません。なのでお子さんの為にも、必要度が低い方は預けないで欲しいと思います。
保育士を責めないで欲しい
保育士の感染が見つかったら、どこの保育園で発生したのか気になりますよね。私にも子どもがいるので、お気持ちがよく分かります。
だけど、犯人探しをして保育士の名前を晒しあげてみんなで責め立てるのはどうなんでしょう。一生懸命働いているのに、いじめと変わりません。
もしかしたら無症状のお子さんから移った可能性だってあるんですよ。そんなことばかりしていたら、保育士がどんどん辞めてしまいます。困るのは待機児童として、本当に保育を必要としている家庭です。
保育士がコロナ鬱になってしまった場合
今まで経験したことのない事態で、保育士自身も動揺してしまいますよね。
中には疲労困憊してしまい、保育士を辞めたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。そんな精神的に不安定な時は、園長や主任にまずは相談してみましょう。
気持ちに寄り添った職場では、お休みをくれると思います。
もし「保育士の人数が足りないんだから、休みはあげられない」と言われてしまった場合は、職場を辞めてしまってもいいと私は思います。

1番大切なのはあなたです。身体的・精神的に疲れてしまったのであれば一度立ち止まって休みましょう!
今後の課題
今回のコロナウィルスの件で、たくさんの保育士・幼稚園教諭が辞めたと聞いています。
元々、人手不足なのに更に悪化してしまいました。保育士不足は待機児童に拍車を掛け、国全体の問題になっていくと今後予想されます。(今以上に。)
残った保育士への負担が大きくならないよう、また潜在保育士に復帰して貰えるよう早急に国は対策していく必要があると私は考えています。
もし、このブログを見ている政府機関の方がいましたら
「保育士の待遇改善。そろそろ本気出してお願いしますね!!」
何十年経っても、大きな改善が見られないのは本当に悲しいこと。国の宝である子ども達を預かっている保育士。もっと大切に扱われても良いのではないでしょうか。
まとめ
今現場で一生懸命頑張っている保育士&幼稚園の先生。
毎日本当に頑張っていますよね。たまには一度立ち止まり、自分を褒めてあげるようにしましょう。
いつでも応援しています!!