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「家族経営の保育園はブラックが多い」というウワサを耳にしたことはありませんか?実際のところはどうなのか気になりますよね。
この記事では、家族経営の保育園の特徴、メリット・デメリットを紹介します。また、ブラックかどうかの見極め方も詳しく解説していきます。
家族経営の保育園で働こうと思っている方、興味がある方にぴったりの内容です。ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね!
家族経営の保育園がブラックって本当?!
家族経営の保育園は、園によって働きやすさが大きく違ってきます。昇給や手当てがあり、満足している保育士もいれば、別の園では園長の家族が高い給料をもらいながら、雇われ側の保育士は低賃金で奴隷のように働かされることも…。
家族経営だからと一概に良くないとはいえませんが、働く前によく確認する必要があります。とくに家族経営では、園長やその家族の影響が強いため、経営方針や職場環境、家族の性格や態度をしっかり見極めるようにしましょう。
よい環境で働ける家族経営の保育園もあるので、見極めが大切です。
なぜ保育園は家族経営が多いの?
保育園が家族経営である理由はいくつかあります。まず、2000年の規制緩和までは、保育園の運営はほぼ社会福祉法人に限られていました。
社会福祉法人とは、社会福祉事業を目的とした非営利の法人で、保育園や老人ホームなどを運営します。設立には理事や幹事などのメンバーが必要で、家族や親族を使って設立する方が手続きが簡単でした。その結果、多くの保育園が家族経営となったのです。
かつての日本の会社組織では家族経営が主流でした。そのため、保育園もこの傾向を受け継いでいます。
家族経営の保育園の特徴やデメリット
家族経営の保育園についての特徴をこれからお伝えしていきます。全部がそうだと決めつけているわけではありません。私の偏見もあるので、ご承知ください。
では、早速みていきましょう!
キャリアアップが望めない
家族経営の保育園では、経営者の家族や親族が役員や管理職に就くことがよくあります。他の職員には役職が少なく、家族以外の役職もお気に入りの保育士をつけることがほとんどです。そのため、キャリアアップの機会が限られてしまうことが多いです。
その結果、昇進やキャリアアップを目指す保育士にとっては、望みが薄くなり、職場を離れることを選ぶ人も多くいます。
ワンマン経営で意見しにくい
家族が経営する保育園では、よく「ワンマン経営」という問題があります。これは、園の大切な決めごとが家族だけで決まってしまい、他の先生たちが意見しにくい状態のことです。
たとえ外部から有能な保育士がきたとしても、その意見が園長や家族の考えと合わない場合、その人は解雇されるか、自ら退職を選ぶことになるでしょう。つまり、新しいアイデアや違う意見が受け入れられにくい環境が作られてしまうということです。
職員は園長に意見をいう機会があっても、最終的には園長の意見が優先されるため、実質的な話し合いや意見交換がおこなわれにくいのです。
家族間で話が筒抜けなので、職員はプライベートな話題も含めて気を抜けない状態です。
コンプライアンス意識が低い
コンプライアンス(法規や倫理規定への遵守)意識が低い保育園は実は結構あります。ハラスメントに関しては、園長や主任などの立場の人からのパワハラやセクハラが起こりやすいです。
例えば、園長や主任が機嫌が悪いと、他の職員に八つ当たりをしたり、言葉遣いが厳しくなったりします。また、無理な仕事量を押し付けられたり、サービス残業が当たり前になったりすることも。
また、保育園で起こった出来事を近所の人に話し、子どもの顔写真を無断でSNSに投稿するような行為もダメですよね。
「いつ結婚するの?」「いつ子どもを産むのか」といった個人的な質問をされ、セクハラだと感じました。
経営家族だけ給料が高い…雇われ保育士は安い
家族や身内だけ給料が高く、他の保育士は給料が低いことがよくあります。たとえば、園長の子どもが主任保育士として働いていて、毎月10万円もの手当をもらっています。
これは、他の保育士に比べてかなり多い金額です。何が嫌かというと、これが漏れ伝わってくるのがイヤですよね。このことを知ってしまうと、不公平だと感じてしまうでしょう。
また別の園では、園長の娘や夫など、明確な職務内容が不明な家族に対しても、通常の職員よりはるかに高い給料が支払われていることがあります。これは、職員の間で不公平感やモチベーションの低下を引き起こします。
公私混同されるのがイヤ
家族経営の保育園では、ときに公私の混同が問題となることがあります。その一例として、他の職員の子供たちは、この園に入園することが禁止されています。しかし、園長の孫だけ特別に入園。そして、明らかな贔屓(ひいき)が目立ち、うんざりに…。
孫のクラスは特別扱いされ、他のクラスと比べて豪華な玩具が購入され、多くの園外活動やイベントがおこなわれます。園長が孫に対して過保護なので、孫が保育士から注意されると、園長が介入してその保育士を厳しく叱ることも。こんな職場で働きたくないですよね。
自分のペットを保育園に連れてきたり、職員に隣の自宅の窓掃除をさせたりがありました。やりたい放題で疲れてしまいます。
家族経営が向いてる保育士は?!
・コミュニケーション力が高い人
・ストレス耐性がある
・自分の意見を適切に伝える能力がある
家族経営の保育園は、経営者一族がやさしい人柄であれば、アットホームで温かい職場環境の場合もあります。そのため、小規模で親密な職場環境を好む人にとってはおすすめです。
また、多くの家族経営の保育園は地元のコミュニティと密接に関わっており、コミュニケーション力が高い人にも向いています。
さらに、家族経営の特性上、園長や家族メンバーの意見に対して耐性があることも大事です。意見が異なる場合でも、それに対処できるストレス耐性が求められます。
そして、自分の意見を適切に伝える能力も大切です。家族経営の保育園では、自分のアイデアや提案を効果的に伝えられたら、職場が改善され、さらに働きやすくできるでしょう。
家族経営が向いてない保育士は?!
・職場に公平さを求める人
・自分の意見を取り入れてほしい
・コンプライアンス意識が高い
まず、キャリアアップを重視する人には不向きです。家族経営の園では、重要な役職は園長や身内に限られることが多く、他の保育士が役職のポジションを目指すのは難しいでしょう。
身内びいきや不公平な待遇が見られることがあり、これが職場環境の不満につながることがあります。例えば、園長の子どもが同じ保育園に通っている場合、その子に特別な配慮がされることがあるかもしれません。職場に公平さを求める方も向いてません。
家族経営の園では、園長家族に対して意見がしにくい雰囲気があるため、自分の考えを自由に伝えることが難しいことがあります。パワハラ、セクハラがあることもあり、このような環境に対して敏感な方は働きにくいと感じるでしょう。
知っておこう!家族経営の保育園を避ける3つの手順!
②園長・役職者の名前をチェック
③転職エージェントを利用する(園の評判を調べる)
①園の運営主体を確認する
家族経営の保育園を避けたいとき、一番大事なのはその園がどのような組織によって運営されているかをチェックすることです。
とくに、社会福祉法人が運営している保育園は家族経営の可能性があります。社会福祉法人は、歴史が長く、家族や親族による運営が多いです。
②園長・役職者の名前をチェック
園のホームページや公開されている情報で、経営者や役職者の名前をチェックする方法があります。掲載されている役職のリストやスタッフの紹介ページを見ましょう。
そこで、役職欄に同じ姓の人が何人もいる場合、その保育園は家族で経営されている可能性が高いです。たとえば、園長や主任保育士などの役職に同じ家族の姓が見られる場合です。こうすることで、その保育園が家族経営かどうかをあらかじめ簡単に知れます。
③転職エージェントを利用する(園の評判を調べる)
転職エージェントは、保育園についての詳しい情報をたくさん持っています。そのため、どの園が家族経営で、どのような評判なのかを教えてくれます。また、転職前に保育園へ確認したいことがある場合、エージェントが代わりに聞いてくれるので助かりますよ。
保育士のキャリアを考える際の大切なアドバイザーとしてもおすすめです。あなたの希望や条件に合った園を探してくれるので、転職の際はぜひ活用してみてくださいね!
無料で使えるのがうれしいですよね!現在の職場に連絡が入るということも、絶対ないので安心して使えますよ。
おすすめの転職エージェント
保育エイド
お客様満足度 | ★ ★ ★ ★ ★ |
ポイント | 人間関係が良好の職場のみを紹介! 首都圏限定(東京・千葉・埼玉・神奈川県) |
費用 | 無料 |
おすすめの転職エージェントは「保育エイド」です。家族経営の保育園で評判が最悪なところも、逆にお給料や待遇も良くストレスフリーな保育園の情報もしっかり把握しています。
最大の特徴は、人間関係が良好の保育園のみ、厳選して紹介してくれます。とにかく保育士間の人間関係に疲れてもう悩みたくないって方におすすめです。
事前に紹介する求人を徹底的にしらべ、ひとりのコーディネーターが企業側・求職者側それぞれの担当になります。そのため、ミスマッチが少なくすみます。さらに、新しい職場に入ってからも、サポートしてくれるので、安心して転職できますよ。
口コミ・評判
保育エイドに紹介してもらった家族経営の保育園は、園長をはじめ皆さんが本当にやさしい方で大満足です!
私が見つけた求人の保育園の口コミが悪かったので、念のため保育エイドに調べてもらいました。結果、悪い評判だったようで、転職する前に知れてよかったです。
まとめ
家族経営と聞くと、一人の意見が強く反映される「ワンマン経営」のイメージがありますよね。そんな環境だと、働きづらいブラックな職場になることも。だからこそ、内部の実情や口コミをチェックすることが大切です。
しかしこの情報はなかなか手に入らないもの。そんな時、転職エージェントを活用することで、内部の情報や口コミを得ることができます。アドバイザーは業界の裏情報に詳しく、あなたにピッタリの保育園を見つける手助けをしてくれます。ぜひ、上手に活用してみてくださいね!