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こんにちは！元幼稚園教諭のぷぅ(@puu_sensei)です。
『仕事辞めたい・・』とお悩みの幼稚園教諭も多いのではないでしょうか。確かに子ども達は可愛くやりがいもあります。でも仕事量が多く、大変な事も沢山ありますよね。一生懸命やっているのに認めてもらえなかったり、理不尽なことを言われてしまうことも。
そこで今回は、幼稚園教諭を辞めたいと思った際に絶対に知っておきたい注意点をお伝えしていきます。円満に辞める方法も併せてお話ししていきますよ！ぜひ最後までご覧下さい。
幼稚園教諭を辞めたいと思う理由とは？！
人間関係に疲れた
女性ばかりの職場って大体想像がつきますよね。それプラス、一人当たりの仕事量が多く、残業でみんな疲れきっている環境だと更に悪化する傾向にあります。
最悪の場合、いじめなんてことも。
子ども達との時間は大好きで、天職だと感じる。だけど職場の人間関係に不満を感じて、辞めたいと思っている方は結構多いんですよ。
保護者対応が大変！！
幼稚園は文部科学省の管轄で、幼児教育を行う場所です。その為先生に求めるものも高く、ずっと保護者対応に追われているなんて事も。
正当な理由があってなら分かります。でも我が子可愛さで、クレームを入れてくる保護者も実は多いんですよね。
毎日のように電話で、その日の出来事を聞いてくる保護者がいます。遠回しに断っても理解されず・・。事務作業が全く進みません。
休憩が殆どない
OLさんは、お昼休みに『どこにランチしようかなぁ♪』と休憩が楽しみですよね。だけど、私たち幼稚園教諭は、ゆっくり休めるお昼休憩はありません。
子ども達と一緒に昼食を食べるのですが、スマホは禁止です。そして疲れていても、会話をしながらお世話をしなくてはなりません。
お弁当は手作りが基本。コンビニで買ってきても、お弁当箱に移さなくてはならないルールが。正直かなり面倒です・・。
お給料が少ない
幼稚園教諭って国家資格なのにお給料が少ないんです。都内でも月収18万未満が多く、地方へ行ったら10万前後ということもあります。
幼稚園教諭は、基本的に短大・大学で取得するケースがほとんどです。短大・大学卒業しているのにこの給料って・・。悲しくなりますよね。
しかも問題なのが、ベテランになっても新卒の時と給料がほとんど変わらないということ。
国も色々と対策を考え、幼稚園教諭の給与をアップする流れもありますよね… でも正直、全然足りないと思っています。
プライベートの時間が取れない
幼稚園教諭は子ども達が帰ったから、自分たちもすぐ帰宅できるというわけではありません。
壁面・ピアノ・リトミック・行事の準備・次の日の活動準備・事務作業・清掃などやることは山程あります。
休日は人によりますが、日頃の疲れを取るために昼近くまで寝てしまうことも。その後は持ち帰りの仕事やピアノの練習などがあり、中々プライベートの時間が取れません。
生活環境が変化した
あなたが結婚・妊娠したら仕事との両立が難しく、辞めたいと思うかもしれません。幼稚園の先生って体力勝負ですからね。特に赤ちゃんがお腹にいるのに子ども達を抱っこするのは少し抵抗がありますよね。
またこれは稀なケースですが、園長の考えで結婚したら退社を勧めてくる（クビ）場合もあります。実際に私の友人の中でも退社を勧められた方がいます。
気になる方は、関連記事に詳しく載せています。そちらをご覧下さい。
【体験談】幼稚園教諭を辞めたいよ・・
幼稚園教諭一年目。まだ新卒なのに辞めたい・・
新卒は社会人経験がない方が殆どですよね。それなのにいきなり担任になり、クラス運営をしてねって言われても戸惑ってしまうのではないでしょうか。
幼稚園教諭一年目って本当に大変だと思います。
私立の幼稚園に新卒で就職しました。でも、いろんな意味で限界がきてしまって毎日辞めたいとばかり悩んでいます。
幼稚園教諭2年目で辞めたい・・
幼稚園教諭一年目はなんとか食いしばって頑張ってきた。だけど私の人生これで本当に良いのかな・・と悩んでいる先生も多いかと思います。
1年を通して行事の流れや仕事方法はわかってきたけれど、私が思い描いていた保育が出来ているのか・・。
辞めたい時に行う正しい行動とは？！
頭と心を整理してみよう！
「なんとなく辞めたい」「気分で辞めたい」と退職してしまうのはあまり良くありません。
幼稚園教諭を辞めたい理由を、きちんと明確にすることが大切です！
退職してのメリット・デメリットも想定しておくと、後々困らなくて済みますよ。
辞めた方が良い理由
●人間関係で悩んでいる（いじめ含む）
●ずっと体調を崩している
●精神的に病んでしまっている
●お給料に不満がある（生活がカツカツ）
●残業代が出ない（サービス残業）
●一人当たりの仕事量が多い
●子供が苦手・嫌いになった
上記の項目に一つでも当てはまる時は転職をお勧めします。
もう少し考えた方が良い場合
●人間関係は良いが、何となく行きたくない
●毎朝早起きするのが面倒
●子どもとどう接したら良いか分からない
辞めたい理由が明確ではない場合。または「朝早起きするのが面倒」などの理由でしたら、もう少し考えても良いかもしれませんね！
雇用形態を変えるのも手。
一人暮らしで独身の方は生活費を稼ぐ必要がありますよね。なので正社員がおすすめです。
しかし、お子さんがいる先生や、家庭がある方、介護が必要な先生は雇用形態を変えるのも手だと思います。正社員ですと両立が難しく疲れてしまうので、パートや派遣などがおすすめですよ！
直接雇用のパートですと、退勤時間がズルズル遅くなってしまうことがあります。派遣会社を通した派遣業務でしたら、時給も高いです。そして基本的に残業がないので人気がありますよ！
ただ幼稚園の派遣はほとんどないのも現実です。派遣保育士として保育園で働くことになります。
第三者機関に相談。
幼稚園は一般企業と違います。その為公平に相談できるコンプライアンス部などの内部相談窓口がありません。またサービス残業に関しても、相談しても解決されない場合が殆どです。
その場合、第三機関に相談することができます。第三者機関に相談する場合は、労働時間や業務量が客観的に把握できる証拠が必要です。タイムシート、なければ日付入りの日記でも構いません。必ず提出できるようにしておきましょう。
診断書を貰おう
体調不良が続いているときは、病院に行って診断書を貰うようにしましょう！
あなたがいくら、『体調が辛くて・・』と言っても、休ませて貰えなかったことはありませんか？！労りの言葉は掛けてくれるけど、実際に休んで良いとは言ってくれずキツイ思いをしたのではないでしょうか。
幼稚園教諭も人材不足なので、退職をする際引き止めにあう可能性が高いです。医療機関の診断書があれば、比較的スムーズに辞めることができますよ。
転職がおすすめ！
頭・心を整理した上で、それでも辞めたい気持ちが変わらないのであれば転職をお勧めします。でも転職するのって勇気がいりませんか？。実際に私もそうでした。
次は転職をしようか悩んでいるあなたに、経験者から伝えたいことがあります。
次の項目は過去の自分を振り返って書きました。ぜひ読んでみてください。
経験者が悩んでるあなたに伝えたいこと
職場を辞めるというのは、かなり悩むと思います。そして、何だか自分がいけないことをしている感覚に陥ってしまう方もいるかと思います。
私も職場を辞めた過去があるので、そのお気持ちがよく分かるんです。でもはっきり言って、自分に合わない職場を変えることは決して悪いことではありません。
それなのに周りに説得されて、嫌々続けてしまうと自分の貴重な人生（時間）を無駄にしてしまうことになります。後から「やっぱりあの時、辞めておけば良かった」と思っても、その時間は絶対に戻って来ません。
辞めることを悲観して欲しくないんです。
あなたの新しい未来の始まりですからね！
理想の職場へ転職をしよう！
転職活動はいつから始めるのがベスト？
次の職場が決まるまで、期間がかなり空いていると印象が良くない場合があります。
また経済的にも厳しくなってしまうと思います。なので転職活動は辞めたいと思った時にすぐ行動するようにしましょう！
次の職場が決まっていると、気持ちにも余裕が出てくると思いますよ！
資格を活かして働く
保育の仕事自体は好きだけれど、職場が合わなかったという方は同じ業種で転職することをお勧めします。幼稚園によってカラーが全く異なってきます。それ以外にも、幼稚園教諭の免許をお持ちの方でしたら保育士資格の両方を取得されている方も多いかと思います。
保育士の資格を活かした職種も沢山あるので、そちらに挑戦されてみるのも良いかと思いますよ！
●保育園 ●こども園
●派遣保育士
●ベビーシッター
●幼児教室
●乳児院
●児童養護施設
●幼児教室の先生
転職のポイント
保育関係への転職をする際は、必ず『保育専門の転職サイト』を活用しましょう。次の職場の雰囲気や内情を事前に教えてくれます。あなたの理想の職場を代わりに探してくれますよ！
一般には出回らない高待遇の非公開求人を紹介してもらえます。
しかし、初めて転職サイトへ登録しようと思ったとき、沢山あってどのサイトが安心でお勧めなのかご存知ない方も多いかと思います。そこで現役の幼稚園教諭が実際に登録し、評判の高いサイトを2つ厳選してみました。 大手でサポート抜群・料金も全て無料なので安心して利用できますよ。
おすすめの転職サイト2選
| サービス名 | 対応エリア | ポイント |
  保育エイド |
◎ 全国対応 |
●好条件の求人が多い
●人間関係で悩みたくない方 |
 マイナビ保育士 |
▲ 関東圏に強い |
● 首都圏で確実に就職したい方向け |
上の2つのサイトは、私が実際に転職した時に登録したサイトです。どちらもお勧めですが、非公開の求人もそれぞれ違ってきます。その為、関東地域の方は2つとも登録することをお勧めします。
保育エイド
| おすすめ度 | ★★ ★ ★ ★ |
| 費用 | 無料 |
| ポイント | 働きやすさ重視 |
保育エイドは全国に対応しています。そして人間関係で悩んでいる保育士さんの救世主です。人間関係が良く働きやすい職場のみを厳選して紹介してくれますよ！お給料・待遇面も期待できますので、絶対に登録しておきたい転職サイトです。
現在お悩みの方はコーディーネーターさんに、相談に乗ってもらうのもお勧めです。親身に答えてくれますので安心です。あなただけで求職活動を進めるより、プロの手を借りた方が◎。理想の保育園を探せる可能性がグンっと高まります。是非登録してみてくださいね！
マイナビ保育士
| おすすめ度 | ★★ ★ ★ |
| 費用 | 無料 |
| ポイント | 関東圏に強い |
関東圏にお住いの保育士さんにお勧めしたいのが『マイナビ保育士』です！
保育業界の転職事情に詳しいプロのアドバイザーが、スピーディーかつ丁寧にサポートしてくれます。 一般には公開していない非公開求人も多く、求人の質にも徹底的にこだわっています。
また、施設の運営方針や職場の雰囲気・残業時間の実態なども正直にお伝えしてくれますよ。関東圏の方はこちらも併せて登録しておいてくださいね。
違う業種に変えるのもアリ？！
幼稚園教諭から違う業種に変えるのもアリだと思います。
私は保育士から秘書に転職した過去があります。でも振り返って考えてみると、保育の仕事自体は大好きだったんです。なので職場を変えれば良かったんだなと後から気付きました。
ビジネスマナーの基礎も分かっていなかったので、秘書はかなり苦労しました。経験して良かったとは思いますが、保育の仕事は他の職業にはない感動がある。と改めて気付く事も出来ました。
幼稚園を円満退社する方法
辞めるタイミングとは？！
退職に適した時期
一番円満に辞められる方法は、年度末で辞めること。そのため、次年度の予定を立てる10月〜12月あたりに伝えるのが好ましいです。
また、1学期・2学期・3学期と分かれていますよね。年度末が難しい方は、学期ごとの区切りでも良いと思います。
突然辞めるのはあり？年度途中はだめ？
必ずしも年度末で辞めなくてはならないという訳ではありません。体調を崩してしまったり、精神的に辛くなってしまった場合は年度途中でも辞めることも可能です。
それでも2週間前には伝える必要があります。
余裕を持って伝えた方が良いです。ただあなたの身体が一番大切なので、無理なさらないようにして下さいね。
辞める理由はどう伝える？！
正直に「人間関係に悩んでいて〜」とお話しする必要はありません。人間関係を改善したら続けてもらえるの？！と相手に期待を持たせてしまいます。
「体調を崩してしまって心療内科に通っています」「母の体調が悪く付き添うことになりました」等、体調面のことを伝えたらすんなり納得してもらえるでしょう！診断書があったら尚良しです。
辞めたいけど言えない場合
「園長が怖くて言えない」「辞めたいと伝えたら嫌がらせされてしまう」など直接辞めたいと言えない方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時は退職代行に頼みましょう。あなたは会社や上司に一切連絡する必要はありません。東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合が行うので安心・確実に辞めることができます（今までに辞めれなかったケースはなし）
退職代行ガーディアン
面接不要で相談〜退職まで全てスマホで完結することが出来ます。必ず申し込みをしなくてはならない訳ではないので、まずはLINEで気軽に相談してみましょう！
私たちの時代は、退社代行サービスがなかったので本当に便利になりましたよね！ 精神的なダメージを減らすことが出来るので特に人間関係に悩んでいる方にはお勧めですよ。
引き継ぎを行いましょう
次の後任者が決まっているのであれば、後任者へしっかり引き継ぎを行いましょう。
まだ未定の場合は、みんなが分かりやすいように一覧表などを作っておくと良いと思います。また時間がある際に主任などに説明しておくのもお勧めです。
同僚・保護者・子ども達への周知
まず、辞めたいことは園長に先に伝えしましょう。そして園長と相談して、どのように皆さんにお知らせするかを決めましょう。
特に保護者や子ども達には動揺してしまうので、勝手に伝えてはいけません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は幼稚園の先生を辞めたい方向けへ、円満に退社する方法や注意点をお伝えしてきました。
理由が明確な場合や、労働条件が悪いブラック幼稚園の場合は、すぐに転職することをお勧めします。人生の時間は限られているので、有意義に過ごしたいですよね！
あなたが理想の職場へ転職できるよう応援しています。
