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こんにちは!元保育士のぷぅです。(@puu_sensei)です。
保育士は大道具等、重い荷物を運ぶ機会が多いですよね。腰への負担が大きくお悩みの方も多いのではないでしょうか。腰痛になって動けなくなると、仕事にも行けないなんてことが出てくる可能性もあります。
そんな時、労災認定されるのかって気になりますよね。そこで今回は、保育士が腰痛で休む時に労災認定されるのかを詳しくお伝えしていきます。
絶対に参考になる記事になっています。ですので、腰痛でお困りの保育士さんは是非最後までお読みくださいね。
保育士が腰痛に悩む原因とは?!
原因
保育中の様々な動きの中に、腰へ負担をかけている動作があります。特に次のことに注意するだけで痛みが軽減されることがありますよ!
・前かがみの姿勢
・腰をひねる動作(食事介助)
特異性腰痛と非特異性腰痛
・非特異性腰痛→原因が特定できない腰痛

私の腰痛も原因不明と医師から言われました。恐らく仕事中に腰への負担が大きいのでしょうとのこと。現在は負担を軽減できるように配慮してもらっています。
対策・予防法
保育士は腰痛検査がある?!
保育士は1年に1度健康診断と共に腰痛検査があります。そのくらい職業病として腰痛は取り扱われているんですよね。しかし残念ながら、腰痛検査をしたからといって治療をしてくれるわけではありません。

対策や治療はご自身で行わなくてはならないので注意が必要です。
対策・予防法
・コルセット
・運動
・サプリメント(プロテオグリカン・コラーゲン・アセチルグルコサミン・テアニン)
腰痛で仕事を休むのはあり?!
腰痛が本当に辛い時って、体が動けなかったりしますよね。腰痛で仕事を休むのは良いのであろうか…と悩む方もいらっしゃるかと思います。
しかし無理をすると悪化してしまいます。必ず休息を取るようにしましょう。そして動けるのであれば、病院に行くのがおすすめです。最初は接骨院ではなく、整形外科に行くようにしてくださいね!

腰痛が原因で職場を休むときのスムーズな言い回しを関連記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
保育士が腰痛は労災認定されるの?!
労働災害とは?!
そもそも労災とはどのようなものなのかを確認していきましょう!労災と略して呼ばれることが多いのですが、正式には労働災害といいます。
業務上の負傷、疾病、障害または死亡をいいます。「業務上」といえるかについては、会社の支配ないし管理下にあるなかで(業務遂行性)、労働者が労働契約に基づき事業主の支配下にあることに伴う危険が現実化したものと経験則上認められること(業務起因性)がポイントとなります。
引用:ベリーベスト弁護士事務所

この文章だけ見ると、業務上と言えるかがポイントなんですね!保育士は子どもを抱っこやおんぶする時間が長いので業務上といえる気がします。どうなんでしょう・・。
保育士の腰痛は労災認定される?!
厚生労働省が定める「業務上腰痛の設定基準」を満たせば、労災として認定されます。
2.腰に作用した力が腰痛を発症させ、または腰痛の既往症・基礎疾患を著しく悪化させたと医学的に認められること
その場合保育業務と腰痛との関連性を認められるかどうかがポイントです。
保育士の腰痛が労災として認められる具体例や判例
2.抱っこする際に持ち上げた子どもが予想に反して重かったり、逆に軽かったりする場合、不適当な姿勢で持ち上げた場合のように、突発的で急激な強い力が腰に異常に作用したことにより生じた腰痛
平成10年2月16日の大阪地裁の判例
保育士の頸肩腕症候群と腰痛が労災認定されています。その保育士は障がい児を担当しており、肩・腕・腰に相当の負担がかかっていたそうです。仕事の負担の内容や程度、腰痛の症状がどのように変化していったかなども加味しての裁判所の判断だったようです。
労災認定が認められるかは個別の判断
労災認定されるかどうかは個別によって判断されるものです。
労働基準監督署や労働問題を取り扱う弁護士に相談するのが一番早いかと思います。職場の方や家族に聞いても判断が難しく堂々巡りになってしまう可能性があります。

専門の方に聞くのが正確で迅速に対処できるのでおすすめです。
腰痛が原因で休んでいるあなたへ
自分のことを優先しましょう
病院に行きたくても職場が人手不足だから休めない。私が休んでしまうと、他の保育士に迷惑をかけてしまう・・と責任感の強い方もいらっしゃるかと思います。
しかし、運営を考えるのはあなたの仕事ではありません。園長の仕事です。本来、保育士が怪我や病気の時に早退・遅刻・欠席を認められないのはおかしいのです。

あなたが腰痛で倒れてしまっても、保育園側が何とかしてくれるわけではありません。一番は自分の体調を優先して行動しましょう!私たちは仕事の為だけに生きているわけではないですからね。
病院へ行きましょう
腰痛を自己判断するのは危険です。もし早期治療が必要な病気なのに、自己判断で治療を行わなかった場合悪化してしまう可能性があります。
1日休んでその日は良くなっても、また繰り返してしまったら意味がありませんよね!
診断書を貰いましょう
腰痛は放置しても良くなることは少なく、悪化してしまうこともあります。病院に行って医師にきちんと診断して貰いましょう!
第三者の意見として医師の診断書があれば、腰痛で辛い時に職場をスムーズに休むことが可能です。
ゆっくり休みましょう
病院に行った後は、医師の指示に従いゆっくり休むようにしましょう!もしかしたら筋肉をつけるために、軽めに運動をしてくださいと言われる場合もあるかもしれません。
その際はストレッチや筋肉運動を行うようにしましょう。
今後のことについて考えよう
腰痛がひどく一時的に休養しても、復帰後にまた繰り返す可能性が大です。何度も繰り返し腰痛を患ってしまうと、取り返しのきかない病気に発展してしまうこともあります。
そうならない為にも、現在の環境を変える必要があります。

腰痛持ちの方は転職をお勧めします。腰に負担が少ない職場に変えた方がお互いの為になるでしょう。
転職を視野に!
腰痛が原因で保育士を退職する方も大勢いらっしゃいます。せっかく腰痛が治りかけてきても、同じ環境で働いていたら意味がありませんよね。
あなたの身体は一つしかありません。大事にしていきましょう。

転職が初めての方はどのように進めて良いのか迷ってしまうかもしれません。ですので、次の章で詳しく説明していきますよ!
転職をしよう!
異業種への転職
異業種への転職は正直ハードルが高いです。特に新卒で保育士経験しかない方は、一般企業のルールから覚えなくてはなりません。
しかしパソコンスキルをお持ちでしたり、関連する資格をお持ちの方は強みになります。挑戦してみるのもありだと思いますよ!

私は秘書検定とパソコンの資格を3つ取り秘書へ転職した過去があります。関連記事に異業種への転職方法について詳しく載せていますので是非。
保育士資格を活かした仕事
●病児保育の保育士
●療育の保育士
●ベビーシッター

保育園でも腰痛に理解がある職場を選ぶと良いと思います。また残業が比較的少ないと腰痛の負担も減りますよね!
保育専門の転職サイトとは?!
保育の仕事自体が好きな方は保育士を辞めるのではなく、職場を変えることによって悩みが解決する場合があります。腰への負担を減らすことができれば保育士自体を辞めなくて済みますよね!
そこでおすすめなのが『保育専門の転職サイト』です。保育業界に精通しているアドバイザーがあなたに合った理想の職場を紹介してくれます。

腰痛に理解がある職場を一人で探すことは正直難しいです。ぜひ保育専門の転職サイトを利用してみてくださいね!無料登録さえすれば誰でも利用出来ます。
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まとめ
いかがだったでしょうか。今回は保育士が腰痛で仕事を休むときに、労災認定されるのかを詳しく説明してまいりました。自己判断せず、医師の指示に従って休養やストレッチをするようにしてくださいね。
早くよくなりますように。